2017年10月11日

上下関係からの正論

大学生って確かに大人になる前の、社会人になる前の狭間的な時期。
もちろん高校卒業してちゃんと社会に出ている子もいる。

だけど、まだ何をやりたいか、やれるかわからないまま社会にでる準備期間を少し欲しいと思っているのか、単に時間稼ぎか、そりゃ人によって十人十色。

そんな大学でサッカーという部活動を続けている息子から面白い話を聞いた。
部活動なので上下関係ありき。
試合の帰りにせっかく遠方まで来たのだからとその土地で一泊して帰ってくることになった。
民宿みたいなところでチームで貸切みたいにしてくれる。そこで、先輩と後輩で何かしらふざけていて、窓ガラスを割ったらしい。大学生となるとどこでもそうではないのかもしれないけど割と上下、仲がいい。

しかし先輩と後輩でじゃれあってて割れたガラスは6:4で後輩が悪いという結末になって弁償した。

後輩は腑に落ちない。

そこへ違う先輩がその後輩当時者へ話すところを息子が聞いていた。


そりゃ歩合で言うならお前が悪くはないかもしれない。
でもじゃれあってたところからいうと、そんな窓ガラスが割れる場所から離れるべきだったと。
それはお前がするべき最低限の防御だと。


確かにたとえじゃれあってたとしても、上にはなるわけにはいかない。

その助言してくれてる先輩が更に、

で、お前が悪かったと全面的に出せば先輩は明らかに悪い方となる。

そんな話を息子が人間に興味のあるオカンの好きそうな話題だ思って散歩しながら話していた。
なので、奴らは社会にでる前の人間関係を少し知っている。そして対応能力も知っていく。


昨日やってきた高校生の生徒が、
「ほんま、先輩の言ってることわけわからん、急に怒り出すねん。そこ?!ってタイミングで」という話をし始めた。

レッスン終わってから、先輩も先生も親もおかしいとこいっぱいやで。
おかしいところがないわけないし、更にそこを正論化するよ、もちろん。
でもそれが正論でもないし、それが人間だし、〇〇ちゃんも、どう?
先週
「絶対、毎日やるしかないわ〜間あけたら絶対忘れるもん(-_-)」って言ってたやん。もちろん毎週ね。
でもなんかないとやれないやん。
人間みんな正しいことは時々に違うねん。

と、とりあえず急所を付かれて苦笑いしてたけど、

こうやって上下関係の中でも自己中心正論バトルを経験したほうが、強く、優しい人間になるんじゃないかな。

レッスンもするけど、子育て放棄してるけど、と雑談で成長する子供達が面白いから、たくさん子供がいるようでこの仕事は辞められない笑笑


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