zing music labでは20年以上も前から子供のジャズピアノレッスンに取り組んでいます。それを知って習いに来るお子様も多いです。というか、そのためにわざわざzingを選んで来てくれるのでしょう。もちろん選んでいるのは親御さんです。
そこで少し誤解をされてる親御さんもいらっしゃって、、
「ジャズだけやりたいんです。クラシックはやりたくないんです。」
(ここでのやりたいやりたくないは親御さんのやりたいやりたくないです^^; だって子供はまだ何がジャズで何がクラシックかわからないので)
長〜いピアノレッスンの歴史の中で、バイエルやハノン、ブルグミュラー、ツェルニーといった曲集はクラシックに属しているように思われてるフシがあるようで、それはやりたく(やらせたく)ない、、と。
ハッキリ言います!
zing music labのピアノレッスンでは上記曲集はクラシックという認識ではありません。
ジャズとかクラシックとか以前の、ピアノを道具として扱うために最低限必要な
「ピアノテクニック」という位置付けです。
管楽器や弦楽器を思い浮かべてください。
例えばトランペット。音楽を奏でる前にまず音を出す!楽器を鳴らす!という練習が絶対必要ですよね?というよりまずそれ。音が鳴り出してからようやく音楽に携われるのですが。。
ピアノという楽器は押せば音が出るので勘違いしやすいのですが、あれは音が出てるだけで鳴っているわけではないのです。
ピアノだってまずは音を鳴らすための指のトレーニングが必要不可欠!音符だって読めなきゃ話にならない。
当labのピアノ講師たちが意見交換を重ね、議論して共通認識となったピアノレッスンのコンセプトをまとめました。これからピアノを始めようとするジュニアクラスには特に必須事項となります。
<ピアノテクニック>
●
バイエル (左右の指を同時に動かしながら楽譜を読む訓練)
●
ハノン (フォーム)
●
ブルグミュラー (曲想表現)
●
ツェルニー (各指のコントロール)
*数ある教本曲集の中から何故この4曲集なのかはまた次の機会に。
<リズムトレーニング>
●
表・裏(ダウンビート・アップビート)を知る、取る、身体に入れる
●3連符の強化
*何故3連符なのかはまた次の機会に。
これをやりながら
<ジャズピアノレッスン>では
●コードワーク
●リズムワーク ( スイング感など )
●アドリブのためのあらゆるワーク
・コード分解
・アプローチノート
・スケール練習
など
●トランスクライブ ( 耳コピ )
●ジャズ理論
etc.
<クラシックピアノ>では
●年代別曲想表現
・バロック (バッハなど)
・古典 (モーツァルト、ベートーベンなど)
・ロマン派 (ショパンなど)
・近代 (ドビュッシー、ラフマニノフなど)
など
●楽曲分析
●曲想表現するための更なるピアノテクニック
etc.
と、各ジャンルに特化するレッスンになっていきます。
当labのピアノレッスンに興味を持たれた方、そして既にレッスンに来られてる方も今一度ご確認ください。zing music labにはジャズやクラシックというジャンルではなく「ピアノテクニック」というジャンルがあるという事を!
既にジャズピアニストとして(社会人ピアニスト含む)活動されてる方が、この重要性を再認識し「ピアノテクニック」を受けに来られるケースも多々あります!