2020年2月20日

JAZZリトミックの実は

100%五感で受け止める時代に何が入って来るか、

となると環境の問題。

何となく音楽の流れるTVしかなかった頃とは違って
YouTubeのように選んで画像を目に入れ、耳に入れるこの時代。

その環境をどう選択するかは一番側にいるパパやママ。

今時のJ-POPがおうちに流れるであろうし、
海外の人気ポップスも流れ、
おそらく8ビートのノリなんて何の抵抗もなく受け入れている子供時代。

今時は親もドンドン若くて、
クラブミュージックのDJライブビューイングに小さな子供連れで楽しんじゃうというから素晴らしい!

しかしそこになかなか入り込む空き?チャンス?
のない、『swing』

誰がこれをJAPANで希少にしてしまったのか。

スヌーピー、セサミストリート、スポンジボブとかっていう、
子供向け音楽が主流の方の国では、当たり前にswing。

絶対耳に入らないわけではないswing(ユニバとかいったら絶対なってるし、)なので、
全く知らない子はいないと思うけど、
この五感で聴く時代にどんだけ耳から入ってくるかと言いますと、
与えなければこの環境ありません。

とはいえ、じゃ『swing』が入らなかったらどないなるね〜〜ん!
って突っ込まれても、

「どうもなりません」っとしか、言うことはないのです。笑笑

でもね、
あえて言うなら、
『swing』は教えられないんです〜〜笑笑

『JAZZリトミック』って小さな子供にうたってますが、
実は遅かりしでも体に入っていくといいなと思う、
パパママへのswingのお勉強です。笑笑




2020年2月14日

ジャズピアノ?クラシックピアノ?

zing music labでは20年以上も前から子供のジャズピアノレッスンに取り組んでいます。それを知って習いに来るお子様も多いです。というか、そのためにわざわざzingを選んで来てくれるのでしょう。もちろん選んでいるのは親御さんです。

そこで少し誤解をされてる親御さんもいらっしゃって、、

「ジャズだけやりたいんです。クラシックはやりたくないんです。」
(ここでのやりたいやりたくないは親御さんのやりたいやりたくないです^^; だって子供はまだ何がジャズで何がクラシックかわからないので)

長〜いピアノレッスンの歴史の中で、バイエルやハノン、ブルグミュラー、ツェルニーといった曲集はクラシックに属しているように思われてるフシがあるようで、それはやりたく(やらせたく)ない、、と。

ハッキリ言います!
zing music labのピアノレッスンでは上記曲集はクラシックという認識ではありません。
ジャズとかクラシックとか以前の、ピアノを道具として扱うために最低限必要な「ピアノテクニック」という位置付けです。

管楽器や弦楽器を思い浮かべてください。
例えばトランペット。音楽を奏でる前にまず音を出す!楽器を鳴らす!という練習が絶対必要ですよね?というよりまずそれ。音が鳴り出してからようやく音楽に携われるのですが。。

ピアノという楽器は押せば音が出るので勘違いしやすいのですが、あれは音が出てるだけで鳴っているわけではないのです。ピアノだってまずは音を鳴らすための指のトレーニングが必要不可欠!音符だって読めなきゃ話にならない。


当labのピアノ講師たちが意見交換を重ね、議論して共通認識となったピアノレッスンのコンセプトをまとめました。これからピアノを始めようとするジュニアクラスには特に必須事項となります。


<ピアノテクニック>
バイエル (左右の指を同時に動かしながら楽譜を読む訓練)
ハノン (フォーム)
ブルグミュラー (曲想表現)
ツェルニー (各指のコントロール)
*数ある教本曲集の中から何故この4曲集なのかはまた次の機会に。

<リズムトレーニング>
表・裏(ダウンビート・アップビート)を知る、取る、身体に入れる
●3連符の強化
*何故3連符なのかはまた次の機会に。

これをやりながら
<ジャズピアノレッスン>では
●コードワーク
●リズムワーク ( スイング感など )
●アドリブのためのあらゆるワーク
・コード分解
・アプローチノート
・スケール練習
など
●トランスクライブ ( 耳コピ ) 
●ジャズ理論
etc.

<クラシックピアノ>では
●年代別曲想表現
・バロック (バッハなど)
・古典 (モーツァルト、ベートーベンなど)
・ロマン派 (ショパンなど)
・近代 (ドビュッシー、ラフマニノフなど) 
など
●楽曲分析 
●曲想表現するための更なるピアノテクニック
etc.

と、各ジャンルに特化するレッスンになっていきます。


当labのピアノレッスンに興味を持たれた方、そして既にレッスンに来られてる方も今一度ご確認ください。zing music labにはジャズやクラシックというジャンルではなく「ピアノテクニック」というジャンルがあるという事を!

既にジャズピアニストとして(社会人ピアニスト含む)活動されてる方が、この重要性を再認識し「ピアノテクニック」を受けに来られるケースも多々あります!



2020年2月7日

2020 3月のスケジュール

gallery zing 3月のライブスケジュール

詳細は↓こちらのリンクへ!
https://www.zing-music.com/live

■1(日) 祖田修ピアノ独奏会シリーズ
「赤ちゃんたちも聴ける音楽会」
Start14:00
MC:
・未就学児 無料
・小学生 ¥1,000
・中学生 ¥1,500
・高校以上の学生¥2,000 [ 学生証の提示必要 ]
・大人 ¥3,000 [ 中学生以下を御引率の方は、 小人一名につき大人一名¥500 割引 ] *zing music lab会員割引あり
詳しくはzing music labまでお問合せください。

■1(日) PROMETHEUS QUARTET
Jim Butler(Sax) Dennis Lambert(Pf) Tyler Eaton(Bs) Von Baron(Ds)
Start19:30/MC:¥4000(税別)

■4(水) ボーカルセッション*ラボ
サポート:木下孝朗(P) 鶴賀信高(Bs)
Start19:30/参加¥2500(税別)/観覧¥1000(税別)

■7(土) 宮下博行Trio#3
宮下博行(P) 斎藤敬司郎(B) 松田ゴリ広士(Ds) 
Start14:00/MC:¥3000(税別)

■7(土) Gospel & Soul
Cassandra E Peaks(org/vo) Larry Ransome(ds)
Start19:30/MC:¥2500(税別)

■13(金)<延期> "Lost & Found" with 池田安友子
TONY GUPPY(Steelpan) 中島徹(Piano) 池田安友子(Perc)
Start19:30/MC:予約¥3000/当日¥3500(税別)

■14(土) 溝口恵美子&渡辺翔太Quartet
溝口恵美子(Vo) 渡辺翔太(Pf) 萬恭隆(Bs) 橋本現輝(Ds)
Start19:30/MC:¥3,500(税別)

■21(土) 第2回 男ジャズ!ボーカルライブ
石原幹雄 谷村マサ 野口恭久
サポートミュージシャン: 永田有吾(Pf) 波戸 明(Bs) 中村雄二郎(Ds)
Start14:00/MC:予約¥1,500/当日¥2,000(税別)

■22(日) 小柳淳子×佐々木善暁 Duo
小柳淳子(Vo) 佐々木善暁 (Bs) 
Start14:00/MC:¥2,500(税別)

■26(木) 河村英樹New Quartet
河村英樹(Ts) 永田有吾(Pf) 井上幸祐(Bs) 森下啓(Ds) 
Start19:30/MC:¥3000/学割¥2000(税別)

■28(土) リーテラス ジャムセッション
どなたでもご参加いただけます!
19:00〜23:00
セッション参加¥1500/観覧¥1000






2020年2月4日

J×Bからの収穫②

今年の年賀状にも書きました。

脳活

そして耳活

確実に上手くなる法
それはちゃんと観て聴くことです。

ひたすら弾いたらわかることもありますが、それだけでは無理で。

やっぱり憧れ、目標を持って人の演奏を聴くことは確実に力をつけます。

誰々みたいになりたい!
この気持ちは最大の武器です。


zingはとにかく縦の繋がりも見えるように、そんな機会をあえて策略しています。
だから、こんな風になりたいと思ってる子は本当にどんどん伸びています。

自分ばかりみていてもダメなんです。
自分の失敗ばかりみていたって上手くはならない。
自分の失敗はそんなに見つめなくても
いやでもわかってしまいます。
そんな事より、
どうやったらこんな風になれるかな〜と憧れて、真似して、盗んで、、
これが上手くなる最速の道なのです。

今回もだから上手くなってる子は大きな収穫のはずです。
そして今憧れ炸裂で、次の世代がやってきます!
zing ジュニア!!




J×B vol.2&3からの収穫①

だから子供ってすごい!と思うことが
必ずジュニアの企画には私へのご褒美かと思わせてくれるようにある。

今回も、vol.2で5人、vol.3で5人、のライブを行なってみんながそれぞれに自分の時間を担う。

小1から高1まで。
最低でもみんな15分以上、最高30分。

この時間自分の時間。
お客様が観ている、聴いている、確実に注目している。

朝の会でクラスの前に立ってしゃべるより
絶対聴いてる人真剣。
だって、聴きに来てくれてるから。
ドリンク代とはいえ、お金を払って。

その間の真剣さってすごい。
先生、会場隅っこで見ててたまに本気の観客なってツッコんでるぐらいで、
誰も先生にヘルプすることはない。

やれるんですね。
どうしよ〜〜って言ってた子が。
む〜り〜って言っていた子が。

そう、子供が
「やりたくないと言うから」
って言うのは逃げ場が欲しい、
大人でもある逃避の心理で、やったらやるんです。
『絶対できる』この言葉で送り出して下さい。


もう嫌だ〜〜って言うでしょう。
でもやれるんです。機会があれば。
子供の「やりたくない」は確かなのか?!
言葉の表面だけ聞いてませんか?

シカト心で翻訳してあげることが親の役目です。
多分それまでは単なる悪役です。
でも積み重ねていくと子供の自信になります。
もちろん失敗もある。
その度にお母さんのせいにするでしょう。
それは誰かのせいにしたい心理を受け止めてあげて下さい。
なぜって次があるから。
『できるから、やれるから』
この言葉で前に出れたら親の想像以上にの力を出します。
成長するために必要な失敗は一緒に超えてあげてください。


そんなことよりチャンスの場を与えてあげてください。
やったらやれると思えるチャンスを。

そうやって見守ってくれる本当のサポーターが
いる限り子供って際限なく頑張ります。
超えていきます。

目線は自分より前です。
後ろを向いてる場合ではないことを自分でわかってきます。

みんな前を向いてマイクを持って話している姿は逞しかったです。